CARMEL Winery

イスラエル沿岸部 Coast & Carmel

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カルメル・ワイナリーは近代イスラエルではもっと古い伝統あるワイナリーだ。
138年の歴史を誇り、世界最大のコーシェルワイン製造メーカー。
日本ではカーメルと表記されているが、ヘブライ語でカルメルと発音する。
このワイナリーがあるのが小高い山にあるズィフロン・ヤコブだ。
ズィフロンは人口2万3千人、1882年にルーマニアから戻って来たユダヤ人達が作った建国前の町。ここから眺める地中海は最高だ。
現在のズィフロンは高級住宅街があり、観光客や地元の人がやって来る名所にもなっている。
自分はイスラエルに来た当初ズィフロンのそばにあるマーガン・ミハエルというキブツに居たことがある。車なら5分なのに歩くと50分は掛かる。一度歩いてズィフロンから歩いてマーガンに帰った時「こんなに遠いのかよ」と思い知らされた。

ここは有名なボルドーの’’シャトー・ラフィット’’のオーナー、エドモンド・ド・ロスチャイルドが立ち上げたワイナリーとして有名だ。
ユダヤ人であるエドモンド男爵はイスラエル建国前に私財を投じ、資金はもちろん多くのパレスチナの土地を購入しユダヤ機関に提供していた。

CARMELの最初のワイナリーは1889年、リション・レツィオン(Rishon Lezion)に作られた。当時帰還者ユダヤ人は穀物を栽培するも失敗。他の農業もうまく行かずブドウを栽培し成功する。しかしブドウの需要はさほど無く、それらをワイン製造として方向転換。

有名なボルドーの’’シャトー・ラフィット’’のオーナー、エドモンド・ド・ロスチャイルド卿に協力を仰ぎ、ワイナリー建設やノウハウ、ボトル工場などすべてに渡ってサポートを受けたのが始まりだった。
最初のワイナリーはこうして1890年リション・レツィオンに完成。
同年にズィフロン・ヤコブのワイナリーも開業することになる。

1896年頃からコーシェルワインとしてポーランドやロシアに輸出を開始し。
その後次々と世界各国に販売支店を開き、ユダヤ教ラビに紹介販売。
同ワイナリーは公式に設立が1882年とされているが、1896年の展示会で設立年度の古さを誇示するために、8年さばを読んでしまったと言う。(笑)
しかし実力は徐々に認められ、CARMELリション・レションワインは1900年パリ万国博覧会で金メダルを獲得するに至る。

現在でもイスラエル全土で3,472エーカーの葡萄園があり、老舗ワイナリーとしてイスラエルワインをけん引し続けている。
フラッグシップはLimited Edtionで量産ながら安定した質の良いワインを提供している。

傘下にYatir WineryとKayoumi Wineryもある。
年間約30,000トンのブドウを処理し、世界40ヶ国に輸出、イスラエル国のワインとスピリッツの輸出の70%を占めている。

設立:1882年
年間生産量:12,000,000
地域:イスラエル北部、Coast & Carmel
住所:Derech Hayekev 2 Zichron Yaacov 30950, Israel
TEL:+972-4-639-1755

Kosher:〇
ビジターセンター:〇 要予約
日‐木 9:00~17:00
金   9:00~14:00
定休日:土曜日

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