NEVO Winery

イスラエル中部 Judea

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ジュディアン・ヒルズと呼ばれる美しいユダの山々が連なるところ。エルサレム近郊。
その中心に位置するモシャブ・マタに2002年に出来た家族経営のワイナリーがあります。
海抜600メートル標高、暖かい太陽と涼しい夜、ミネラルが豊富な石灰岩土壌、適度な降水量を兼ね備えた、ワインのブドウを育てるのに理想的な地域です。

NEVOはCabernet Sauvignon、PetitVerdotを作っていますが、メルローに定評があります。
2010年からブドウ園にメルロー種を植えていて、土地の理や高度な技術を組み合わせています。しかもユニークなのはsingle-grape winesを2つの異なる樽で熟成させ、最終的にブレンドさせるというものです。

NAVO wineryのワインメーカーNavo Hazan氏がワインを作る事になったのは、人生を変える大きな事件がきっかけでした。
徴兵期間を終え、テルアビブに住みながら彼は配達ドライバーとして働いていました。
ある日、毎週のルートであるベツレヘム近くの村を通った時にそれは起きました。
テロリストの襲撃に遭い、至近距離から同乗していた武装警備員が撃たれました。
その後テロリストはネボ氏にも銃を向け2度発射を試みますが、銃が作動しませんでした。
彼は車から飛び出し野原を駆け抜けて逃げ切りました。
様子を見て負傷した警備員の元に戻り病院に搬送しました。

この出来事の後、彼はトラウマに悩まされました。いわゆるPTSDと言われるものです。
トラウマを克服しながら新しい平和な日々を送るためにどうすべきかを考え始めました。
1997年に彼はテルアビブを離れ平穏な日々を求めモシャブ・マタに家族と戻りました。

転職も考えた彼は祖先の汗が流された土地への回帰やシオニスト的衝動に駆られてゆきます。
時を同じくして最愛の祖母リアさんが癌になります。
ネボ氏は治療のサポートをするために祖母と大切な時間を過ごすことになります。
祖母リアさんは彼にモシャブで取れる果物から、ジャムを作ったりワインを作ることを教えました。ワインの製造は最もシンプルでした。彼は夢中になったそうです。
祖母が他界するときに、土地に根差したワインを作る為に、祖母が彼をこの地に呼び戻してくれたんだと確信しました。

その後彼は政府のテロ被害者の補償制度を利用しワイン造りを勉強します。フランス、イタリア、スペインの専門コースでも就学。
マタに戻ったネボ氏。
地元に根差し、祖母から受け継いだ愛情と学んだ技術、自分の感覚を大切にしたワイン造りを目指しています。

ワイナリーのキャッチフレーズは「The art of wine making」
ワイン作りは芸術で「愛と魂、人生の喜び」だと語ってくれました。
「ワインを作るには、半分はエンジニア、もう半分はアーティストである必要があります。それは正確でなければなりません。しかし、また自分の第六感にいつ頼るかを知る必要があります。それは、音楽の傑作を作成するようなものです…すべてはイスラエルの心と魂から来るインスピレーションです」

今日、NEVOワイナリーは約14,000本のボトルを生産。最近、ワイン生産の約20%を輸出するという新しい契約を締結しましたが、Nevoは、生産量を大幅に増やしたくないこと、そして何としても品質を維持することが重要なんだと話しています。
2013年からロゼ、2020年からシャルドネを生産開始しています。

設立:2002年
年間生産量:14,000
地域:イスラエル中部、Judea
住所:HaElla st. 57, Moshav Matta
TEL:+972-52-607-1780

Kosher:〇
ビジターセンター:〇 要予約 
日‐木 9:00~15:00
金   9:00~12:00
定休日:土

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